雪中キャンプの設営と撤収
これからの時期は、雪の上での雪中キャンプにチャレンジしたいと考えている方もいると思います。そこで、実際に雪中キャンプをした時の様子を例に、設営と撤収について解説していきます。
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雪中キャンプでの設営
雪跳ね
まず始めに、テントを建てる位置の雪をどかします。地面を平らにして設営しないと、雪が溶けて地面が変形して凸凹になってしまいます。また、雪の少ない場所では、出来るだけ地面を出して設営します。雪の上に設営するよりも凍らないので、寒さが変わってきます。
ブルーシート
私は冬はお座敷スタイルをする事が多いのですが、地面から1枚目はブルーシートを敷いています。厚手のブルーシートはとても耐水性が高く、雪が溶けてびちゃびちゃの地面でも水分が浸透しません。また、直接グランドシートを敷くよりも、ブルーシートを挟んだ方が断然暖かいです。
アイネット ブルーシート #3000 厚手 3.6m×4.5m
幕を広げる
テントはサーカスTCを使用しています。5箇所をペグダウンしてそこに幕をかけて、センターポールを立ち上げるだけで設営完了なので、雪中キャンプの寒い環境では、その簡単さが重宝します。
ブルーシートを敷いたらその上にテントを広げます。そうする事で、テントを汚したり濡らしたりする事を防ぎます。
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テントを倒立
ペグダウンして幕をかけたらセンターポール立てていきます。
テントの設営はこれで完了です。
グランドシート
テントを設営したらグランドシートを敷いていきます。
ガイロープなどはまだ締めていない状態なので、センターポールを簡単にずらすことができます。そこにグランドシートを通して敷いていきます。
厚手の銀マット
グランドシートを敷いたらその上に厚手の銀マットを敷いていきます。雪中キャンプでは床がかなり冷たくなるので、これで冷気を和らげます。
ユーザー(USER) 極厚15mmマット 600 S U-P968
ラグマット
銀マットの上にはラグマットを敷いて見た目を良くしていきます。ラグマットは色々なカラーや模様があるので、自分好みのスタイルにアレンジする事が出来ます。見た目だけではなく保温効果にもなります。
オレゴニアンキャンパー ダイヤモンドキャンプラグ ターコイズ 150×210cm
コット
雪中キャンプでは地面からの冷気があるので、コットを使用して高さを出す事で事でだいぶ回避することが出来ます。
サーカスTCは五角形なので、側面のちょうど良い位置を選んで設置していきます。
レイアウト
コットの位置が決まったら、テーブルやストーブを設置して、他の細々した物を整頓してレイアウトしていきます。
中はこんな感じで2人でキャンプしていますが、結構余裕の広さです。
全室を確保
日中は幕内でストーブをつけて、テントはオープンにして外を眺められる様にします。風除けのフラップを立ててそこに全室スペースを作り、天気の良い日はそこで食事や焚き火をします。
雪中キャンプでの撤収
中の荷物を片付ける
撤収はテントとブルーシートを残し、ブルーシート上で片付けをしていきます。中の荷物を空っぽにしたらテントを倒していきます。最後に残るのがブルーシートで、その上でテントをたたみます。
ドライバッグにテントを収納
雪中キャンプではテントが凍っていたり、現地で完全に乾燥させるのが困難なので、付属のケースには入れず、あらかじめ用意した水気を通さないドライバッグに収納します。私は3coinsで販売されているクリアボックスバッグを使用しています。
テントがクリアボックスバッグにスッポリ収まります。これをこのまま持ち帰り、家で乾燥させます。
動画で見る
設営シーンを含めた雪中キャンプ動画です